【Counter-Strike 2】 WindowsでCS2コミュニティサーバーを建てる方法:構築編

コミュニティサーバーとは?

CS2にはCS:GOと同様にプレイヤーが独自の設定で作ったサーバーが存在します。

コミュニティサーバーでは、ゾンビエスケープやSurf、Bhop、ミニゲームなど様々なゲームモードをプレイすることができます。

※ただし現状だとSourceModが入れられなかったり、サーバーの一覧を表示する際にSteamの機能を使用していたりと、CS:GOと違って使い勝手がかなり悪いです。
そもそもサーバー一覧にCS2のサーバーが出てこず、コマンドを使用しないとサーバーに入れません。。。

レンタルサーバーと自宅サーバーでのメリット・デメリット

基本的にサーバーは誰でも建てることができますが、ある程度の知識が必要になってきます。

サーバーを建てる方法は「レンタルサーバーを借りて運営する」か「自宅PCでサーバーを運営する」の2種類となります。
それぞれメリットデメリットがあるので下記を踏まえて構築を行いましょう。

種類メリットデメリット
レンタルサーバーPCの用意が不要
・安定性がある
・基本的には初期設定等は済まされているので気軽にサーバーを建てることができる
毎月サーバーレンタル費用がかかる
・提供されているサーバー自体が落ちてしまうと、自分で再起動等を行うことができない
・提供されているサーバーによって設定方法が異なる
自宅サーバーCS2に限らず他ゲームのサーバーを構築することができる
・サーバー構築費用がかからない
・カスタマイズしやすい
ある程度スペックが高いPCが必要
セキュリティが不安定
・自宅のネットワーク環境によってラグが発生する場合がある

今回は自宅サーバーでのサーバー構築方法を記載します。

CS2 コミュニティサーバーの立て方

手順                     

  1. サーバー用フォルダの作成
  2. SteamCMDのダウンロード
  3. SteamCMDからサーバーファイルをダウンロード
  4. Steam ゲームサーバーのアカウント管理
  5. サーバー起動用のバッチファイルの作成

サーバー用フォルダの作成

Cドライブ直下に「server」という名前でフォルダを作成しましょう。

上記で作成したフォルダにサーバー関連のプログラムをインストールしますが、容量が大体34GB程度になるので容量が無い方は他のドライブでも大丈夫です。
ただ読み込み速度の関係でなるべくSSDにフォルダを作成するようにしましょう。

SteamCMDのダウンロード

こちらのページからSteamCMDをダウンロードしてください。

ダウンロードされたzipファイルをserverフォルダに配置して解凍してください。
「C:\server\steamcmd」にsteamcmd.exeがあることを確認してください。

steamcmd.exeをダブルクリックで起動すると初回ダウンロードが始まります。

Loading Steam API...OK

Steam>

上記の状態になっていればOKです。

次のコマンドを入力してください。

force_install_dir C:\server

特に完了等のコマンドは表示されませんので、続いて次のコマンドを入力します。

login <Steamユーザ名>

Steamユーザ名とはSteamを起動して画面右上の名前をクリックして出てくる文字です。
Steamにログインする際にも使用します。

ユーザ名を入力したらそのままパスワードと二段階認証コード(あれば)を入力してください。

OK
Waiting for client config...OK
Waiting for user info...OK

と表示されていればログイン出来ています。

問題なければ次のコマンドを入力します。

app_update 730 validate

サーバーデータのダウンロードが始まるので終わるまで待機です。

下記が表示されていればダウンロード完了です。

次のコマンドを入力してSteamCMDを閉じてください。

quit

Steam ゲームサーバーのアカウント管理

サーバーを公開サーバーリストに表示できるようにサーバー ID を取得する必要があります。
ただ現状だとCS2側でコミュニティサーバーが正常に機能していないので、ブラウザ一覧には表示されない状態です。

サーバーを起動すると Steam でオフラインになる可能性があるため、別のアカウントを使用する必要があります。

Steam の「ゲームサーバーの管理」ページに移動します。

ログインすると下記のような画面が表示されると思います。

「ベースゲームの App ID」に 730 を入力して作成ボタンを押下します。(必要であればメモも入力してください。)

ログイントークンが作成されます。次の手順で使用するのでメモで残しておくかタブを閉じないようにしてください。(最悪閉じてしまっても再度「ゲームサーバーの管理」ページで確認可能です。)

サーバー起動用のバッチファイルの作成

アプリケーションをダウンロードしたフォルダー(C:\server)に移動し、テキストファイルを作成してください。

cd server\\game\\bin\\win64
start /wait cs2.exe -dedicated -usercon -console -secure -dev +game_type 0 +game_mode 1 +sv_logfile 1 -serverlogging +sv_setsteamaccount <SERVER_ID> +map de_inferno +exec server.cfg

上記の内容を「start.bat」として保存します。

<SERVER_ID>には先ほどSteam ゲームサーバーのアカウント管理にて取得した、ログイントークンを入れてください。

作成したバッチファイルをダブルクリックで起動するとファイアウォールの警告が出てくるので、許可してください。

別ウィンドウが表示されCS2のサーバーが起動します。

以上でサーバー構築は完了です。

次回はサーバー名やコンフィグファイルの編集を行います。

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